【卓球】東京五輪女子団体代表の「第3の女」は誰に

2019年12月14日 16時30分

 残された“1枚の切符”の行方は――。東京五輪の卓球女子シングルス代表は伊藤美誠(19=スターツ)と石川佳純(26=全農)に当確ランプが点灯。年間を通して続いた選考レースが一区切りついた。

 ただ、日本卓球協会には仕事が残っている。シングルスと同様に期待される団体戦要員1人の選出だ。最有力候補は平野美宇(19=日本生命)で間違いないだろう。石川と最後まで繰り広げたシングルスの代表争いはあと一歩及ばなかったものの、日本選手3番手として実績十分。また、10月のワールドツアー、スウェーデン・オープン(OP)や11月のW杯団体戦、オーストリアOPでは石川とダブルスを組むなど経験を積んでいる。

 そんな中で“大穴”の存在がクローズアップされている。それが、伊藤、平野と同世代の早田ひな(19=日本生命)。3月の世界選手権女子ダブルスは伊藤との「みまひなコンビ」で準優勝。東京五輪の男子シングルス出場を確実にしている張本智和(16=木下グループ)とは混合ダブルスを組み、ジャパンOP準優勝、オーストリアOP優勝と相性の良さを証明したように、ダブルスでの実績が強みだ。

 だが、早田は日本選手6番手で以前から「(五輪代表は)厳しい状況」と自身の立場を理解。それでも「これまではダブルス、ミックスどちらも中国選手に10回に1回(勝てる)くらいの感じだった。でも、今は互角に戦えたり、勝つか負けるか紙一重のところまでいっていると思うので、自信を持っていいのかな」とも話している。

 リオ五輪は銅メダルだった女子団体。それ以上の成績を収めるためには“3人目”の選考は非常に重要だが「男女にかかわわらず、いくら期待できると言われていても(上位と)差が開いていては選ぶのは難しい。4番手くらいまでにいないと、なかなか対象にならない」(協会関係者)という意見もある。

 このまま“順当”に決まるのか。それとも“波乱”が起こるのか。注目のメンバー発表は来年1月6日だ。 

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