【ジャパンOP】昨年覇者・張本智和 世界ランク599位の孫聞に1回戦敗退

2019年06月14日 22時16分

 卓球の荻村杯ジャパンオープン初日(14日、北海きたえーる)、男子シングルス1回戦で世界ランキング4位の張本智和(15=木下グループ)が同599位の孫聞(22=中国)に0—4のストレート負け。また、同種目はこの日で日本選手が全員姿を消した。

 昨年の王者が一度も優位に立つことができなかった。第1ゲーム(8—11)、第2ゲーム(5—11)を落とした張本は、ほぼ見せ場がないまま第3ゲームの1—3でタイムアウトを要求。日本代表の倉嶋洋介監督(43)と言葉を交わすなど、間を取って流れを変えようと試みた。しかし、その後も自身のペースに持ち込めず7—11で終えると、第4ゲームは8—11とまさかのストレートで敗れ「受け身だったわけではないが、相手の勢いに押されるところがあった」と肩を落とした。

 相手は世界ランキング599位。それでも国際大会の経験がほとんどないだけで中国のスーパーリーグで活躍し、ナショナルチームにも選出されている孫聞について「自分に勝ったということは(ランキング)4位以上の実力があると思う。自分は格下に負けたとは思っていないし、自分が試合の中で修正できなかったということ」と冷静に振り返った。

 昨年の同大会では準々決勝でリオ五輪金メダリストの馬龍(30=中国)を破った勢いで優勝。今回も直近の中国OPで4強、香港OPで準優勝と好調をキープしてだけに残念な結果となった。

 ただ、早々に散ったのは張本だけではない。女子シングルスは同7位の伊藤美誠(18=スターツ)も1回戦で敗退。昨年の女王は「今日は全部を出しきる前に終わってしまって、悔しいというよりも悔いが残る試合だった」と不完全燃焼に終わった。