【卓球アジアカップ】張本”絶対王者”に決勝でリベンジ

2019年04月06日 16時30分

 卓球のアジアカップが5日に横浜文化体育館で開幕し、男子で世界ランキング4位の張本智和(15=木下グループ)は1次リーグB組を2勝1敗とし、6日の準々決勝進出を決めた。
 注目を集めたのはリオデジャネイロ五輪男子シングルス金メダリストで世界選手権2連覇中の馬竜(30=中国)との対決。昨年のジャパンオープンでの“金星”の再現が期待されたが、1―3で敗れ「前回より難しくなると思っていた。自分の力不足だった」と潔く負けを認めた。“絶対王者”とは決勝で再戦の可能性も残っており「今日悪かったところを修正して勝ちたい」と気持ちを切り替えた。

 来年の東京五輪で金メダルを狙うためには国際大会の舞台でいつまでも“格下”でいるわけにはいかないが、日本卓球協会関係者は逆転の可能性を疑わない。
「他の成熟した選手と比べて張本はまだ15歳で日々成長している段階。昨年の(ワールドツアー)グランドファイナル優勝なんて誰も予想できなかった。でも『こうなったらすごいよね』という理想を現実にしてしまうのが張本という男」

 馬竜が「事前の対策が勝利につながった」と警戒を強めていたことこそが、逆に張本の伸びしろの大きさを示している。頂点に立つために、15歳の挑戦はまだまだ続く。