卓球の世界選手権日本代表選考会を兼ねたジャパントップ12大会が2日、仙台市のカメイアリーナ仙台で行われ、男子は森薗政崇(23=岡山リベッツ)がシングルス代表の最後の1枠を手にした。

 2017年の世界選手権男子ダブルスで大島祐哉(24=木下グループ)と銀メダルを獲得し、1月の全日本選手権では伊藤美誠(18=スターツSC)と混合ダブルスで優勝するほどの実力者でありながら、シングルスでの代表入りは初めて。「ダブルスではいろいろ結果を残してきたけど、シングルスで結果を残せず、いろんな人に言われ続けてきたこともあった。それでも、自分の力で世界選手権の代表を取ることができてすごくうれしい」とうれし涙を流した。

 一方、女子は加藤美優(19=日本ペイントホールディングス)が制し、代表入り内定。「調整がうまくできていなくて不安とかもあったけど、勝つことができてよかった」と喜んだ。