【卓球】「Tリーグ」ド派手開幕も 松下チェアマン 「盛り上げ方には課題残った」

2018年10月25日 16時30分

開幕セレモニーではスモークがたかれるなど、ド派手な演出だった

 卓球の新リーグ「Tリーグ」は定着するのか。24日、東京・両国国技館で開幕。平日にもかかわらず、5624人が詰め掛けたオープニングゲームは、リオデジャネイロ五輪男子シングルス銅メダルの水谷隼(29)や張本智和(15)が所属の東京が、リオ五輪代表の吉村真晴(25)、岸川聖也(31)らの彩たまに3―1で勝利した。

 先陣を切ってダブルスに登場した水谷は「本当にたくさんのお客さんに来ていただいて、うれしかったが、1球も気を抜けなかった」と開幕戦を振り返った。「五輪と同じくらい緊張した。このような環境で試合をするのは、東京五輪を目指す選手にとって、いい経験になる」と新リーグの意義を熱く語った。

 そんな記念すべき開幕は大盛況だった。地味なイメージのある卓球だが、オープニングイベントではカラフルな光線やオーケストラによるド派手な演出で雰囲気を盛り上げた。チケットは真横から試合を観戦できる最高10万円のSプレミアムシートが完売。グッズ売り場にも長蛇の列ができた。ガイドブックやタオルが売れるなか、意外な売れ筋は、Tリーグと参戦8チームのロゴがプリントされた「9ボールセット」だった。

 また、Tリーグの理事で先日、現役引退を発表した卓球女子団体2大会連続のメダリストの福原愛(29)が開幕セレモニーに加え、テレビ東京のスペシャルキャスターとして中継(BSテレビ東京)にも登場。「ご迷惑をかけていないか心配でした」と“初仕事”を振り返った。

 その一方、ファンが応援の仕方をわからずに戸惑っていたり、選手紹介で違う選手の写真を掲示するミスが出るなど運営サイドの不手際も目立った。松下浩二チェアマン(51)は「盛り上げ方には課題が残った。プレーは喜んでもらえたと思うが、それ以外に課題はある」と話し、今後のファンサービスの充実を約束した。