福原愛“泣き虫”卒業し笑顔で引退会見「ファンに恩返ししたい」

2018年10月23日 17時07分

最後にとびきりの笑顔を見せた福原愛

 21日に自身のブログで引退を発表した卓球女子の福原愛(29=ANA)が23日、都内のホテルで引退会見を行った。当初はブログでの報告だけの予定だったが、多くの問い合わせがあったことで急きょ会見を設定。会場には約100人の報道陣が集まった。

 福原は率直な今の気持ちを問われ「選手生活が一区切りということで、気持ちが軽くなった。とても晴れやかです」と答えた。

 2016年リオデジャネイロ五輪後から休養し、結婚と出産など生活が変化する中で、気持ちも揺れ動いていたというが、最終的に「今までは自分本位で考えていたが、一歩引いて自分の立ち位置、役割を考えた時にたどり着いた。私がいなくても今の卓球界は大丈夫だと思った」と引退決意の理由を打ち明けた。

 決断の時期については「5月ごろからジワジワと考えていた」というが、10月まで延びてしまったことには「明日(24日)開幕するTリーグの存在が大きかった。日本にとっての新しい一歩に、理事として黙っているのは卓球界に対して失礼だと思った」と説明した。

 ファンへのメッセージとして「小さなころから支え、応援していただき、また、愛ちゃん愛ちゃんと呼んでいただいて、パワーをもらった。そのパワーでこれから恩返しをしていきたいので、これからもよろしくお願いします」。幼少期は“泣き虫愛ちゃん”と言われていた福原だが、この日は最後にとびきりの笑顔を見せた。