競泳の瀬戸大也(21=JSS毛呂山)、渡部香生子(18=JSS立石)、星奈津美(25=ミズノ)が8日、早稲田大学に「世界選手権」での金メダル獲得を報告した。

 大会での4つのメダルは瀬戸の金、渡部の金、銀、卒業生の星の金とすべて早稲田勢が獲得。スポーツ科学部3年の瀬戸は「最初に奈津美さんが取って、次に香生子が取って、ワセジョに負けたら早稲田の男として恥ずかしいと思った」と胸を張った。

 大学の評議員を務める森喜朗元首相(79)から「テレビでは大きく見えるけど、意外に小さいね」と声をかけられた瀬戸は、「海外の選手より小さいけど、気持ちと心は誰よりも大きいと思い込んでいる。大丈夫です」と大先輩を前にしても物おじすることなく、プライドをのぞかせた。

 3人は金メダル獲得で来年のリオデジャネイロ五輪の代表に内定。星が「ロンドン(銅メダル)よりいい色のメダルを取る」と話すなど、揃って活躍を誓った。