世界水泳に挑む瀬戸が“清宮効果”で早稲田フィーバー狙う

2015年07月27日 16時00分

瀬戸(右)と中村は指で早大の「W」マークをつくった

 競泳の瀬戸大也(21=JSS毛呂山、早大3年)が“清宮効果”の拡大を狙っている。

 

 夏の高校野球では、5年ぶりの甲子園出場を決めた早実のスーパー1年生・清宮幸太郎内野手(16)が話題を独占。OBの“ハンカチ王子”斎藤佑樹投手(27=日本ハム)以来となる大フィーバーを起こし、久しぶりの早稲田ブームが到来している。これに敏感に反応したのが、同じ早稲田つながりの瀬戸だ。

 

 26日、水泳の世界選手権(競泳は8月2日開幕)に出発した瀬戸は成田空港で「すごいですよね~」と清宮の活躍に触れると、すかさず「競泳界のほうも早稲田フィーバーで」と宣言。同じ早大の中村克(21=4年)、坂井聖人(20=2年)と両手で「W」ポーズをつくり、別行動の渡部香生子(18=1年)を含めたカルテットで世界水泳での主役を奪うことを誓った。

 

 具体的な構想も披露。「(中村は100メートル自由形で)日本人初の決勝。(瀬戸と坂井は)バタフライのダブル表彰台。(瀬戸は400メートル個人メドレーでの)前人未到の2連覇。あとは、香生子ちゃんの金メダル」と予告した。いずれも実現できれば、競泳史に名を刻む快挙。連日スポーツ紙の1面を飾った清宮さながらビッグニュースとなることは間違いない。

 

 もちろん「チーム早稲田」を引っ張るのは瀬戸自身だ。特に萩野公介(20=東洋大)の欠場で400メートル個人メドレーはライバル不在の状況。前日25日に萩野と会った瀬戸は「パワーはもらってきた」と決意を新たにした。金メダルならリオ五輪出場が内定する。出場する個人3種目で「もちろん、3つ狙っていきます」という瀬戸が、清宮が火をつけた早稲田ブームを競泳界でも燃え上がらすことができるか。