水泳 瀬戸3冠狙う「萩野の分まで頑張る」

2015年07月13日 16時00分

米国合宿から帰国した瀬戸

 200メートルも狙う。競泳日本代表の瀬戸大也(21=JSS毛呂山)が世界選手権(24日開幕、ロシア・カザン)での3冠獲得を視野に入れた。

 

 12日、米国・フラッグスタッフ高地合宿から帰国した。世界選手権は800メートルリレーを含め4種目にエントリーしているが、最大のライバルだった萩野公介(20=東洋大)が自転車運転中の転倒で右ヒジを骨折し、世界選手権を欠場。同大会で金メダルならリオ五輪代表が内定する。長年競い合ってきた盟友のアクシデントに心を痛める瀬戸は、同時に個人メドレーの唯一の代表になった。萩野からはLINEを通じてエールを送られ「自分は自分のやるべきことをやろうと思った。公介の分まで頑張りたい」と表情を引き締めた。2連覇を目指す400メートル個人メドレー、得意の200メートルバタフライに続き、200メートル個人メドレーも金メダルの可能性が膨らんでいる。6月の欧州遠征では同種目で萩野に全敗したが、世界記録保持者のライアン・ロクテ(30=米国)とは1勝1敗だった。萩野が抜けた今、ロクテとの争いになる。「ラップ的にはもともと狙いにくくない。しっかりやりたい」

 

 合宿でも好記録を連発し、コンディションは上昇。前回大会で劇的な番狂わせを演じた“競泳界の夏男”が、エースの自覚に奮い立っている。