競泳・瀬戸“スケボー泳法”で強化

2015年02月11日 16時00分

瀬戸大也

 競泳の瀬戸大也(20=JSS毛呂山)が“スケボー泳法”で個人メドレーを強化する。10日、都内で代表合宿が公開され、瀬戸は16日からのメキシコ高地合宿への意気込みを語った。昨年は体重が2キロ減るなど調整に失敗したこともあり、今回はスーツケース1個分の食料を持参するなど準備は万端。さらにプールと宿舎の移動にはスケボーを利用する意向を明かした。

 一見、息抜きのように見えるが、これもれっきとしたトレーニングだという。「ローリングですよね。今はレギュラースタンスといって片側だけ得意なんですけど、左右対称に滑れるようになりたい。背泳ぎとかクロールのねじれに似ている。つながっていけば」。ボードの上でバランスを取りながら前進するスケボーは全身に負荷がかかる。特に横揺れに耐える腹筋の動きは背泳ぎやクロールと酷似しており、泳ぎの向上にも生きてくるというわけだ。

 練習に他競技のスポーツを取り入れる選手は多い。スキージャンプの“レジェンド”葛西紀明(42=土屋ホーム)はバレーボールやリフティングでジャンプ力や平衡感覚を磨いている。瀬戸は先週まで早稲田大の合宿でスキーのクロスカントリーにも挑戦。スキー板を「逆ハ」の字にして走ることから「(足の形が似ている)ブレスト(平泳ぎ)が速くなったらいい」とプラスにとらえた。

 他種目から貪欲に吸収する姿勢は、一流アスリートに共通するもの。メキシコでのレベルアップが期待できそうだ。