競泳・冨田 弁明会見で「盗み行為はやっていない」

2014年11月06日 15時45分

多くの報道陣に囲まれる冨田(左)と国田弁護士(中央)

 9月のアジア大会(韓国・仁川)でカメラを盗んだとして略式起訴され、日本選手団から追放された競泳男子平泳ぎの冨田尚弥選手(25)が6日、名古屋市内で“弁明”会見を開いた。

 冨田は「盗み行為はやっていない」として、見知らぬ人物からカメラを「バッグに入れられた」と主張しており、冒頭で代理人の国田武二郎弁護士がそのときの状況を詳しく説明した。

 この日、配布された弁明書ではカメラが盗まれたとされる10時48分について、10時30分から11時ごろまで松田丈志(30=セガサミー)と雑談を交わしていたことなど状況を解説。

 また、冨田のバッグにカメラを入れた人物については「濃い緑色のズボンをはいたアジア風の男。40歳前後」と語った。

 韓国警察が発表した「カメラを見た瞬間、ほしくなった。魔が差した」というコメントについては「言った事実はない」と否定した。

 

 時折涙を見せながら、会見は3時間にも及んだ。現地で罪を認め、やっていないと言わなかったことについては「僕が強い心を持っていればよかったが、心が弱くて大変な迷惑をかけてしまった。申し訳ない気持ちでいっぱいです」と話した。