競泳のジャパンオープン初日(3日、千葉県国際総合水泳場)、男子400メートル個人メドレーは東京五輪代表の瀬戸大也(27=TEAM DAIYA)が4分9秒88で優勝した。

 この日、五輪開幕まであと50日となり、瀬戸は「まだ50日あると思っている。やるべきことができるし、すごくワクワクもしている」と率直な感想を語った。

 続けて「(大会組織委員会会長の)橋本(聖子=56)さんが五輪の中止も延期もないとおっしゃっていたので、自分は選手として五輪が開催されると信じて、そこに向けて最善の準備をするだけだと思っている。残された50日を有意義に使って自分の納得いくようなレースをできる準備をしておきたい」と力を込めた。

 また、男子100メートル平泳ぎを制した佐藤翔馬(20=東京SC)は「(4月の)選考会が終わった直後に100日前ぐらいという感じだったけど、そこからもう半分たってしまったのかと思うところもあるし、まだあるなという印象もある。あと50日しかないという気持ちで一日一日大切に練習したいと思うし、五輪は“てっぺん”をとるのが目標。それは僕が言っていることなので、しっかりと行動で示していきたい」と気を引き締めた。