【競泳】池江璃花子がリレー予選に〝サプライズ〟出場 チームの決勝進出に貢献

2020年10月02日 18時25分

日大の第3泳者で泳ぐ池江璃花子(代表撮影)

 競泳の日本学生選手権第2日(2日、東京辰巳国際水泳場)、女子400メートルリレー予選は白血病のため長期休養していた池江璃花子(20=ルネサンス)が日大の第3泳者で登場した。引き継ぎタイムで56秒19をマークし、日大は3分45秒69の全体2位で決勝に進出。決勝はメンバーから外れたものの、チームに貢献した。

 前日1日に50メートル自由形4位と表彰台にあと一歩のところまで迫った池江は「もし選ばれたら自分の使命だと思って全力を尽くしたい」と話していた。ただ、100メートルの練習はできておらず不安も少なくなかったという。

 それでも伊藤悠乃が体調不良により欠場したことで池江に白羽の矢が立った。上野広治監督(61)はレースを振り返り「大きな泳ぎでよかったと思う。プロが見ればいい泳ぎをしているし期待できる」と目を細める。一方で、現状を考慮して「体調を優先させないといけないので無理はさせられない。2発(予選、決勝)泳げるかと言えばそんな体力はない」と冷静な判断も下していた。

 上野監督が「去年のインカレは先が見えなかった。大会に出られたのは彼女の頑張り」と話すように、池江は個人、リレー種目で順調な回復ぶりを披露。しかし、〝第2の水泳人生〟はスタートしたばかりで「本人は24年(パリ五輪)と言っていてるので、そのペースで見守っていただければ」

 チームは決勝で3分45秒44の3位だった。