北島康介氏 池江の復帰ロードに期待「輝いて見えたし、非常にうれしくなった」

2020年08月30日 17時40分

 五輪2大会連続2冠で東京都水泳協会会長の北島康介氏(37)が30日、東京辰巳国際水泳場で行われた東京都特別大会を総括した。

 同協会主催の独自大会を見守った北島氏は「(東京)五輪が延期になってモチベーションが下がる中、試合を行うことで選手たちの気持ちが少しでも上がればいいかなと。より多くのトップ選手が参加してくれたので成功と言えるのではないか」と振り返った。

 前日29日には白血病で長期休養していた池江璃花子(20=ルネサンス)が、594日ぶりとなるレースに出場し、50メートル自由形で26秒32の好タイムを記録。これについて、北島氏は「多くの方が勇気付けられ、僕もその一人だけど、彼女を見ると輝いて見えたし、非常にうれしくなった」と感想を述べた。

 今後については「まだまだこれからいろんな山を乗り越えていかないといけない部分もあると思う」としながらも、「泳いでいる姿を見せられたのは彼女にとって一番うれしかったことではないかな」と胸中を察した。

 また、新型コロナ終息のメドは立っていないが「こういうタイミングで特別大会に出てくれたことに感謝しているし、今後どんな第2の水泳人生を歩むのか温かく見守っていきたい」と着実に進み続ける復帰ロードに期待した。