池江璃花子の奮闘が与える日本競泳陣への影響 平井ヘッド「参考にするところは大いにある」

2020年08月29日 21時30分

池江がもたらす影響は大きい(代表撮影)

 白血病で長期休養していた競泳女子の池江璃花子(20=ルネサンス)が29日、東京辰巳国際水泳場で行われた東京都特別大会50メートル自由形に出場し、26秒32をマーク。10月の日本学生選手権(インカレ)の参加標準記録(26秒86)を突破した。

 闘病生活を乗り越えて昨年1月の三菱養和スプリント以来、1年7か月ぶりの実戦を見届けた日本代表の平井伯昌ヘッドコーチ(57)は「スタートで『まだ力がないのかな?』というところもあったけど、浮き上がって加速していくところは往年の泳ぎの片鱗が見えた。頑張ってほしいと思う」と率直に感想を述べた。

 また、4年後のパリ五輪に向けて完全復活を目指す池江の存在が、日本選手に与える〝相乗効果〟について「東京五輪があるからとか、延期になってモチベーションが低くなったとか、そういうことだけではないということ。彼女が泳ぐ理由や水泳に対する取り組み方で、トップ選手が参考にするところは大いにあるんじゃないかな」と語った。