【パラ水泳】代表選考会は来年5月に実施 エース・木村「元気な社会への第一歩を示せるような瞬間にできたら」 

2020年08月22日 15時36分

 日本身体障がい者水泳連盟及び日本知的障害者水泳連盟は、東京パラリンピック開幕1年前を目前に控えた22日にオンライン会見を行った。

 当初は今夏に祭典を開催するはずだったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で1年延期に。3月に実施予定だった日本代表選考会も先延ばしとなっていたものの、来年5月21~23日に横浜国際水泳場で開かれる「2021 ジャパンパラ水泳競技大会」を日本代表選考会とすることを決定した。具体的な選考のプロセスについては、来年に発表するという。

 上垣匠監督(45)は「今から9か月時間をもらえた。9か月の間に自分の新しい課題や目標に向かってトライできる時間があると思う。そういった意味で来年の選考会では、派遣記録の突破だけでなく、5月の選考会から8月のパラリンピック本番までは3か月しかないので、5月の段階で戦えるような状態に仕上げてほしい」と期待を寄せた。

 ただ、予定通り大会が遂行される確証はなく、パラ水泳界のエース・木村敬一(29=東京ガス)も「残念ながら確実に来年、1年後に五輪・パラリンピックがあるかは不透明なところが大きいし、どのような形で開催されるかも不透明なことが多い」と不安も口にした。

 それでも、最後には「開催できるとなった時は、世界中が元気になろうとしている最中だと思う。世界を動かしているような出来事が自分の生まれ育った国で行われるのは誇り高いことなので、開催できたら日本中が盛り上がって、世界に向けて元気な社会への第一歩を示せるような瞬間にできたら」と、明るい未来を見据えた。