【パラリンピック】 競泳リオ大会代表の池愛里が現役引退を表明「新しい人生を歩んでいきます」

2020年07月27日 12時48分

 リオデジャネイロ大会競泳女子日本代表の池愛里(21=近大)が26日、自身のツイッターを更新し、現役引退を発表した。

 左脚にがん治療の影響による後遺症を抱えながらも、178センチの長身を生かしたダイナミックな泳ぎで大活躍。国際大会の経験も豊富で、来夏の東京大会でも活躍が期待されていた。

 池は昨夏に交通事故の影響などで、うつ病を発症。担当の医師からは水泳を辞めるように言われたというが「諦めることが出来ず大阪に拠点を移し練習に励みました」と必死に前を向いてきた。

 しかし「どんなに楽しいこと嬉しいことがあっても死にたいという気持ちが一瞬たりとも頭から離れることがありませんでした」と、目が覚めて気づいたら包丁を持ち自分を刺そうとしていたことが何度もあったことを明かした。

 うつ病の怖さを実感し、医者からの薦めもあり、今回の決断を下した。最後には「今までたくさんの方々から支援してくださったにも関わらず、来年の東京大会を目前にこのような結果で終わることとなり、大変申し訳ございません」と感謝の言葉を伝えた上で「今後は治療に専念し新しい人生を歩んでいきます」とつづった。