【飛び込み】板橋美波は五輪絶望

2020年02月08日 16時53分

 飛び込みの国際大会派遣選手選考会第4日(8日、東京・国際辰巳水泳場)、女子高飛び込み決勝でリオ五輪代表の板橋美波(20=JSS宝塚)は3位に終わり、東京五輪最終予選を兼ねて4月に行われるW杯東京大会の出場権を逃した。

 涙をこらえきれなかった。最終5本目で80・00の高得点を出したものの、合計286・90点はすでに五輪代表内定の荒井祭里(19=JSS宝塚)、安田舞(17=エリートアカデミー)を下回り、上位2人が手にするW杯の切符に届かなかった。板橋は「当然だなと。終わってからどうこう言っても遅い。みんながすごかった」と振り返った。

 2018年に受けた網膜剥離の手術の影響で逆立ちの動作に不安を感じていた。それが表れてしまったのが2本目だ。逆立ちの際に手が動いたとして当初の41・60点から22・40点にマイナス。「(術後は)逆立ちすると目が痛くなってしまって、その他の練習にも影響が出てしまうので、1日の本数を決めて痛い日はやらないようにしていた。以前は5、6本飛べていたのが、1、2本しか飛べなくなって、練習量が減って自信がなくなってしまった」と肩を落とした。

 また、昨年はすねの疲労骨折を引き起こし長期にわたって実戦から遠ざかった。今大会が“復帰戦”だったが「自分が休んでいる間にどんどん離されてしまって、自分の実力不足だと思った」。それでも荒井とシンクロ高飛び込みでW杯出場を確実としており「まずはシンクロに切り替えて、自分のできることをやり切りたい」と前を向いた。