ビッグマウスで五輪Vへ突き進む。7月に韓国・光州で行われた水泳の世界選手権に出場した日本代表選手団の報告会が26日、都内で行われ、男子200メートル、400メートル個人メドレーを制して2冠を達成した瀬戸大也(25=ANA)は「イメージ通りの最高の結果が出せたが、ここからが本番。東京五輪では、金メダルを獲得したい」と抱負を語った。

 16年のリオ五輪では萩野公介(25=ブリヂストン)が400メートル個人メドレーで金メダルを獲得し、自身は銅メダルに終わった。ライバルに先を越され、常々「東京五輪では何が何でも金メダルを取りたい」と口にするなど、金メダルへの思いは誰よりも強い。

 今大会の2冠で、日本人選手として唯一内定をつかんだことで、すでに五輪へ視線が向いている。10月の短水路日本選手権では、来年に弾みをつけるためにも「短水路で世界記録を出したい。自分自身にハッパをかけて、注目してもらって、いいアピールができたら」と意気込む。有言実行なるか。