【競泳世界選手権】瀬戸が銀 200メートルバタフライ決勝  

2019年07月25日 11時30分

銀メダルを獲得した瀬戸(左=ロイター)

【韓国・光州24日発】水泳の世界選手権第13日、競泳男子200メートルバタフライ決勝で瀬戸大也(25=ANA)が、1分53秒86の自己ベストで銀メダルを獲得した。前半からチャド・レクロー(27=南アフリカ)らが飛び出す展開となったが、瀬戸は100メートルを4番手で折り返しても動じることなく、ラスト25メートルを切ったところでまくって2位に入った。

 今大会の競泳で日本勢のメダルは2個目。日本のエースとして貫禄を示した瀬戸は「満足。練習の成果が出た」と笑みを浮かべたが、それを上回る泳ぎを見せたのが19歳の新鋭、クリシュトフ・ミラク(ハンガリー)だ。1分50秒73の驚異的な世界新記録を叩き出して圧勝。“水の怪物”マイケル・フェルプス(米国)が高速水着時代に出したタイム(1分51秒51)を大きく塗り替えただけに、世界に衝撃を与えた。

 これには、金メダルを獲得していれば東京五輪代表が内定していた瀬戸も「ミラクがめちゃめちゃ速かった」と白旗を掲げたほど。日本代表の平井伯昌監督(56)も「新しい力の台頭、どころか優勝し、世界新記録も出している。日本は若手の発掘、強化が遅れている」と危機感を示した。

 ただし、瀬戸の“本業”は200メートルと400メートルの個人メドレーだ。衝撃の世界記録の一方で「余力はある。メダルを目指して自己ベストも狙えると思う」と日本のエースが勢いに乗ったのも間違いない。