競泳の世界選手権(7月、韓国・光州)代表選考会を兼ねた日本選手権(2〜8日)の前日練習が1日、会場の東京・辰巳国際水泳場で行われた。

 200メートルバタフライ、200メートルと400メートル個人メドレーの3種目に出場する瀬戸大也(24=ANA)は「コンディションは年末から引き続きいい。自分は大会3日目からなので、スイッチは自分の試合からガツンと入れていい泳ぎを見せたい」と意気込んだ。

 出場する全種目で自己ベストを出したいといい、ライバル萩野公介(24=ブリヂストン)の不在に関しては「最近は自分のレースに集中することで、いい記録が出ている。公介がいると気合は入るが、自分が納得いく泳ぎをしてタイムを出していきたい」と意識するのは自分のレースをすることだと強調した。

 この日の午前中には新元号の「令和」が発表された。「今年は競技人生でも東京五輪に向けてキーポイントになる。元号が変わるということで心機一転、好記録で泳いで五輪につなげたい」と笑顔で語った。