アスリートと白血病 J2新潟・早川は練習でフルメニューまで回復

2019年02月13日 16時30分

白血病を公表した池江

 競泳女子の池江璃花子(18=ルネサンス)が12日、白血病と診断されたと自身のツイッターで公表し、日本中にショックが広がったが、アスリートの白血病は前例も多い。

 J2新潟のDF早川史哉(25)は白血病から完全復活の道を歩んでいるアスリートだ。新潟に加入した2016年4月に「急性白血病」と診断され、同年11月に骨髄移植手術を受けた。17年1月には治療に専念するため新潟との選手契約を一時凍結したが、順調に回復して徐々に練習をこなせるようになった。

 昨年11月には契約凍結を解除。今年1月に正式に契約を更新し、今では練習でフルメニューを消化している。この日は池江について「池江選手の気持ちを考えると、言い表す言葉が見当たりません。これからどういう治療、どういう経過をたどっていくのかは分からないですが、競泳選手としての池江さんというより、一人の人間として病気に立ち向かってほしいです」などとクラブを通じてコメントを発表した。

 プロ野球では当時オリックスの岩下修一投手が01年に急性骨髄性白血病で入院。抗がん剤投与などの治療を受けた末に02年に公式戦に復帰登板し06年まで現役を続けた。

 また、世界最大のプロレス団体「WWE」のエース、ローマン・レインズ(33=米国)は昨年10月に、22歳で発症した白血病の再発をリング上で発表。無期限で闘病生活に入るためユニバーサル王座を返上した。無念の戦線離脱となったが「これは引退宣言ではないし、そう思ってほしくはない。白血病を倒して必ず戻ってくる!」と完全復活を約束した。衝撃の告白から約4か月。“大型犬”は現在も闘病を続けているとみられるが、回復状況などは公にはなっていない。