白血病と闘う池江璃花子をサポート 三木コーチ「東京五輪の可能性ゼロではない」

2019年02月12日 18時06分

会見する三木二郎コーチ

 競泳女子の池江璃花子(18=ルネサンス)が12日、自身のツイッターで白血病を公表したことを受け、日本水泳連盟が都内で会見を開いた。

 池江は先月18日からオーストラリアで合宿中だったが、体調不良を訴えたため現地で血液検査を受けた。同行していた三木二郎コーチ(35)によると、練習中の池江は「これまで見たことのないような、肩で息をしているような場面があった」という。チームドクターの勧めもあり、予定を早めて8日に帰国。病院で検査を受けた結果、白血病と診断されたため、そのまま入院した。

 会見では所属先のルネサンス・吉田正昭社長(62)から「医師からは早期の発見ができたと説明を受けている。今後の治療については医師と相談して決めていく」と報告があった。

 三木コーチは今後のサポートについて「本人が一番ショックだと思うが、病気と闘うことを決意した。また新たな池江璃花子という選手が強くなって戻ってくると信じています。東京五輪に本人が出たいという気持ちがありますし、可能性もゼロではないので、精神面でもしっかりサポートしたい」と語った。

 水泳連盟の上野広治副会長(59)は「池江選手の病気に立ち向かう姿勢には頭が下がる。くよくよせず、治して元気な姿で練習して結果を出したいという気持ちが前面に出ていた。そしてこのような病気を経てトレーニングに臨むという選手は誰もいない。どうか温かく見守っていただきたい」と話した。

 池江は昨年12月1日には米アリゾナ州フラッグスタッフでの高地合宿に出発し24日に帰国。年が明けた1月13日には新年初レースに臨んだが、100メートルバタフライは自身の日本記録56秒08から4秒以上も遅い1分0秒41に終わり、高地合宿の疲労が残っているとして200メートル自由形を棄権。その際「体が重くてビックリするくらい遅かった。58秒ぐらい出さなきゃと思っていたのに」と話していた。三木コーチによると、この合宿終盤に体調を崩していたといい、池江は「去年に比べて疲れが取れるのが遅く感じる」と語っていた。