日本水泳連盟が平成30年度の優秀選手・コーチを表彰する「Japan Aquatics Awards 2018」が28日、都内のホテルで行われ、最優秀選手に池江璃花子(18=ルネサンス、オーストラリア合宿のため欠席)が選ばれた。

 2018年1月から5種目で計11回の日本新記録を樹立したほか、8月のパンパシフィック選手権100メートルバタフライ優勝やアジア大会で6冠&大会MVPに輝くなど、文句なしの活躍だった。

 昨年度の最優秀選手である大橋悠依(23=イトマン東進)は今回、優秀選手に選出され「今年もこのような賞が頂けてうれしい」と語ったが、浮かない表情。その理由は前日(27日)にアイドルグループ「嵐」が、来年12月31日をもって活動を休止すると発表したからだ。

 かねて嵐ファンとして知られる大橋だけに「ショックだった。今まで力をもらっていたので…」と寂しげに語りながらも「(フジテレビ系)『VS嵐』に出るのが目標だったので、東京五輪でメダルを取って、出られるように頑張りたい。動機は不純なほうがいいかなと」と最後に笑顔を見せた。