貴景勝休場、貴ノ岩は黒星先行…貴乃花部屋が土俵内でもピンチ

2018年03月22日 11時30分

大翔鵬(右)に敗れた貴ノ岩

 大相撲春場所11日目(21日、大阪府立体育会館)、十両貴公俊(20)の付け人暴行騒動で揺れる貴乃花部屋は土俵内でもピンチが続いている。

 この日、部屋頭の幕内貴景勝(21)が「右足部挫傷で疼痛著明であり、約6週間の安静を要する見込み」との診断書を提出して休場した。師匠の貴乃花親方(45=元横綱)は「右の土踏まずが腫れており、踏ん張りが利かない。もともとあった症状が悪化した。本人らしい相撲を見せられない」と説明。今場所中の再出場は難しいという。すでに暴行問題を起こした貴公俊が謹慎の意味で9日目から休場しており、同部屋の関取では今場所2人目の休場者となる。

 さらに元横綱日馬富士(33)の傷害事件の被害者で、注目を集める十両貴ノ岩(28)はこの日、十両大翔鵬(23=追手風)に寄り切られて5勝6敗と黒星が先行した。取組後は「頑張ります」を繰り返したが、3場所ぶりの復帰でスタミナ面の不安は隠し切れない。

 十両残留の目安は7勝とされており、残る4日間で2勝できるか。師匠も今場所は“問題行動”で窮地に追い込まれているだけに、貴ノ岩が部屋の意地を見せるしかないが、果たして…。