貴乃花親方2日連続で姿見せるも「秒殺退勤」に親方衆も呆れ顔

2018年03月17日 14時00分

貴乃花親方は役員の親方衆が振り返るより早く、退出した

 大相撲春場所6日目(16日、大阪府立体育会館)、初日から4日連続で欠勤していた貴乃花親方(45=元横綱)が2日続けて会場に姿を見せた。

 元横綱日馬富士(33)から暴行を受けた弟子の十両貴ノ岩(28)と幕下栃飛龍(30=春日野)の取組が終わった午後3時前に会場に到着。役員室へ立ち寄ると、3時過ぎには車に乗り込んで引き揚げた。会場内にいたのは、わずか5分余りだった。

 貴乃花親方が初めて春場所に現れた5日目(15日)は役員室の奥にある執務スペースまで入り、日本相撲協会の八角理事長(54=元横綱北勝海)から出勤するように注意を受ける場面もあった。この日は役員室の入り口から数歩入った控えの間から「おはようございます」とあいさつをしただけ。その声を背中越しに聞いた他の役員が振り返ると、すでに本人の姿はなかったという…。

 わずか数秒間しか室内には滞在しなかったことになる。前日の役員室の滞在時間(2分41秒)でさえ、異例の短さ。さらに記録を更新した格好だ。しかも、協会役員は午後1時ごろまでに出勤するのが通例で、貴乃花親方は2時間も遅刻したことになる。協会幹部が「来るのが遅い」と業を煮やすなか、注意するタイミングさえ与えない“秒殺”で役員室から立ち去った。

 この日の貴乃花親方は会場から引き揚げる際に報道陣に対して「特に。貴ノ岩の状況を最優先に考えてますから。貴ノ岩の相撲はテレビで? 見ましたよ」と話した。

 初日からの無断欠勤に始まり、角界のルールから大きく逸脱する遅刻と早退、異常なほど短い勤務時間…。ここまでの行動を見る限り、かなり“迷走”している印象は否めない。いったい「平成の大横綱」の狙いはどこにあるのか。その真意は全く見えないままだ。