【大相撲春場所】稀勢の里 6場所連続休場か…連合稽古に姿見せず

2018年03月06日 11時30分

囲み取材に応じる田子ノ浦親方

 和製横綱に“異変”が発生した。大相撲春場所(11日初日、大阪府立体育会館)を前に二所ノ関一門の連合稽古が5日、大阪・堺市の尾車部屋宿舎で行われた。一門の関取衆が顔を揃える中、5場所連続で休場中の横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)は姿を現さなかった。横綱となってから連合稽古を欠席するのは初めてのことだ。

 全休した昨年秋場所前でさえ、稽古には参加して十両力士を相手に相撲を取っている。本番に向けて調子が上がっていないことは明らか。春場所出場へ向けて“黄信号”が点灯した格好だ。

 連合稽古は6日にも予定されており、ここにも参加できないようであれば6場所連続の休場が現実味を帯びてくる。師匠の田子ノ浦親方(41=元幕内隆の鶴)は「部屋で調整している。明日、来れるなら…。体と相談して。万全ではない? 休場もしてますから。でも、場所に向けて必死にやっている」と説明した。

 一門の重鎮の尾車親方(60=元大関琴風)は「明日も来ないとなると“どうなのか”と思ってしまう。(前日までは部屋で大関)高安(28)と稽古していると聞くし、今日はちょっとした休養だったらいいんだけど…。(出場の判断は)難しい。休めばうまくいくのか、思い切って出たほうがうまくいくのか。本人次第」と和製横綱の状態を案じた。