また角界で不祥事 10代力士わいせつ送検

2018年03月01日 11時30分

 28日、またしても角界で不祥事が発覚した。2016年11月の九州場所中、10代の現役力士が福岡県内で当時10代の少女にわいせつな行為をしたとして、福岡県警が今年1月中旬の初場所期間中に強制わいせつ容疑で力士を書類送検していたことが明らかになった。少女からの被害の申告を受けて県警が捜査を進めていた。  10代力士は先月の初場所に最後まで出場。現在も春場所出場へ向けて所属部屋宿舎で稽古を続けていた。力士本人は県警に対して容疑を否認しており、師匠も「被害届を出されるようなことはしていない」と弟子を全面的に擁護している。日本相撲協会の危機管理部長を務める鏡山親方(60=元関脇多賀竜)は「状況が分からない。調べてはっきりさせたい」と調査する意向を示した。  また、鏡山親方によると書類送検について警察から相撲協会に連絡はなかったという。ただ、10代力士の師匠は昨年11月に警察から問い合わせを受けたことを相撲協会に報告していたと明言。これが事実なら、協会は問題を把握していたにもかかわらず公表していなかったことになる。今回も「隠蔽体質」との批判が出ることは避けられそうにない。  角界では元横綱日馬富士(33)の暴行事件や、立行司の式守伊之助(58=宮城野)のセクハラ問題、エジプト出身の大砂嵐(26=大嶽)による無免許運転など不祥事が相次いでいる。春場所の前売り券が完売する中、場所直前のタイミングで新たな不祥事が発覚することになった。大相撲のイメージ低下につながる“負の連鎖”は、いったいいつになったら止まるのか。