2月1日に立候補届が受け付けられる日本相撲協会の理事候補選挙へ向け、貴乃花一門から貴乃花親方(45=元横綱)、阿武松親方(56=元関脇益荒雄)が立候補することが30日、協会関係者の話で分かった。同日に東京都内で開かれた一門の会合で最終決定した。

 これで6つの一門からの立候補者は定員10人を上回る11人の方向となり、5期連続の投票に持ち込まれることが確実になった。投票は2月2日に実施。関係者によると、貴乃花親方は一門内の支持票が少なく、当選は厳しい情勢とみられる。