元横綱朝青龍の“日本再進出計画”が急浮上

2013年01月31日 11時00分

 初場所千秋楽、日馬富士(28=伊勢ヶ浜)が白鵬(27=宮城野)との横綱対決を制して全勝V。横綱として初優勝を果たした。先場所9勝の雪辱を果たす一方で、兄貴分として慕う元横綱朝青龍(32)の“日本再進出計画”が急浮上元横綱朝青龍している。お騒がせ横綱同士の絆がさらに強まりそうだ。


 横綱初優勝を果たした日馬富士は「本当にうれしいです。一日一番、集中して自分の相撲を取りきることができた」と胸を張った。新横綱として迎えた先場所は9勝6敗の成績に終わり、横綱審議委員会からは「綱を締める資格がない」などと酷評された。今回の全勝優勝には北の湖理事長(59=元横綱)も「相撲に厳しさがあった。全勝優勝をすれば気持ちも違ってくる」と高い評価を与えた。白鵬と肩を並べるまではいかないまでも、これで横綱としての地位を固めたことは確かだろう。


 その一方で、今後の日馬富士に重大な影響を及ぼしそうな動きが発覚。兄貴分として慕うあの元お騒がせ横綱の“日本復帰プラン”が急浮上しているのだ。


 事情に詳しい角界関係者は「朝青龍が今年から生活の拠点を日本に戻す計画があるそうだ。もしそうなれば、おそらく住まいは東京になるのでは」と明かす。朝青龍は2010年2月、泥酔暴行騒動の責任を取る形で現役を引退。同年のうちに都内の自宅マンションを引き払い、母国モンゴルのウランバートルへと拠点を移している。


 だが、その後もモンゴルと日本を頻繁に往復する生活を続けている。自らが手がけるビジネスの拡大や、タレントとしての活動に力を入れるためにも、再び日本に腰を据えたとしても不思議ではない。朝青龍は09年に日本の永住権を取得済み。居住するにあたってビザ取得などの煩雑な手続きも必要ない。


 ただ、実際に朝青龍が日本で生活し始めたらどうなるか。朝青龍の現役引退後も日馬富士と蜜月関係が続いていることは有名。昨年12月の日馬富士の横綱昇進パーティーの後には2次会で飲み明かし、励ましを受けた。朝青龍が日本にいる時間が長くなれば、両者が直接顔を合わせる機会が激増することは確実。日馬富士の言動にも朝青龍の影響が、ますます色濃く反映されていくことだろう。2人の親密度からすれば、弟分の“後見人”となる可能性まである。


 日馬富士が横綱として初優勝を果たしたことで、ただでさえ角界内では稽古場でのダメ押しなどこれまでの“問題行動”がエスカレートするとの見方も広がっている。今後の両者の動向に注目が集まりそうだ。