白鵬「VS貴」深刻に 協会から「厳重注意」も言い分通る?

2017年12月01日 16時30分

国技館から引き揚げる白鵬の表情は険しかった

 日本相撲協会の八角理事長(54=元横綱北勝海)が30日、横綱白鵬(32=宮城野)を理事会に呼び出して厳重注意をした。

 処分の対象となった言動は①九州場所11日目(11月22日)、関脇嘉風(35=尾車)に敗れた直後に見せた抗議行動②千秋楽の優勝インタビューの中で「日馬富士関と貴ノ岩関を再び土俵に上げてあげたい」と発言③その中で観客に呼びかけて万歳三唱したこと、の3点。八角理事長は「横綱の品格に関わる言動ということで厳重注意をした。(嘉風戦の)『物言い』についてはすでに審判部でも(取組の)翌日に厳重注意をしている」と経緯と理由を説明した。これを受け、白鵬は謝罪したという。

 一方、白鵬は11月28日に福岡市内で開かれた八角理事長による暴行問題に関する講話の席で「貴乃花巡業部長の下で冬巡業には参加できない」などと批判する発言をしていたことも、日本相撲協会関係者の話でわかった。八角理事長はこの日の会見で発言者を特定しなかったが、発言の事実を認め、力士会などで話し合った上で提案するのがルールと注意したという。

 また「週刊新潮」が白鵬らモンゴル出身力士の間で八百長行為が横行しているとの記事を掲載したことについて、協会は抗議文書を送ることを決めた。事業部長の尾車親方は「協会の名誉に関わる問題」と理由を説明した。