【大相撲秋巡業】稀勢の里 九州場所で復活へじっくり仕上げ

2017年10月06日 16時30分

稀勢の里(右)は巡業で元気な姿を見せた

 大相撲の秋巡業が5日、千葉・八千代市で始まった。左上腕などのケガで9月場所を全休した横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)は幕内朝乃山(23=高砂)を稽古相手に指名し、17番取って15勝2敗。巡業初日から精力的に汗を流し、九州場所(11月12日初日、福岡国際センター)での復帰へ向けて第一歩を踏み出した。

 稽古後は「(若手力士と)同じ気持ちでやらせてもらった。(秋場所を)休場して、巡業初日までには間に合わせようと調整した。久しぶりの稽古で、元気よくやっていた昔を思い出した」と明るい表情。「しっかり一日一日を過ごすようにしたい。気合を入れてもしようがない」と話し、約3週間の秋巡業を通じて焦らずじっくりと仕上げていく構えを見せた。

 横綱審議委員会の北村正任委員長(毎日新聞社名誉顧問)は復帰の条件に「横綱らしい結果が出せるように。ケガだから負けてもしようがないというのでは意味がない」と万全の状態に戻すことを求めている。3場所連続休場中の和製横綱は、今度こそ復活した姿を見せられるか。