「大相撲beyond2020場所」が4日、東京・両国国技館で開催された。

 東京五輪へ向けた国際交流イベントで、昨年に続き今回が2回目。外国人の招待客ら約4000人が来場した。

 横綱白鵬(32=宮城野)と横綱稀勢の里(31=田子ノ浦)が「気迫」「攻撃」「防御」を表す上・中・下段の3つ構えを2人1組で行う「三段構え」を実演した。

 また、横綱日馬富士(33=伊勢ヶ浜)は幕内力士5人と勝負する「五人掛かり」を披露。国技館で五人掛かりが行われるのは2001年の横綱貴乃花以来16年ぶりで「皆さんの前で(5人相手に)続けて相撲を取るのは、初めての経験。いい思い出になる」と話した。