【大相撲秋場所】稽古総見で3横綱は土俵に上がらず

2017年09月02日 16時30分

談笑する白鵬(右)と稀勢の里

 大相撲秋場所(10日初日)を控えた1日、横綱審議委員会による稽古総見が東京・両国国技館で行われた。横綱陣では日馬富士(33=伊勢ヶ浜)が相撲を9番取ったが、他の3横綱は土俵に入らずじまい。左腕などに不安を抱える稀勢の里(31=田子ノ浦)は「(状態は)まだまだ。(関取との稽古は)厳しいというか、体をつくることを優先した」と語った。

 右足のケガの回復が遅れている鶴竜(32=井筒)は「(患部が)少し腫れている。土俵の中には入れない」と表情は冴えなかった。それでも、稀勢の里と鶴竜は四股やテッポウなどの基本運動で体を動かしただけマシなほう。白鵬(32=宮城野)に至っては、総見終了直前のぶつかり稽古が始まってから姿を見せるマイペースぶり。ほとんど何もせず「オレはいいよ!」と言って引き揚げた。

 日本相撲協会の八角理事長(54=元横綱北勝海)は「横綱陣が物足りなかった。白鵬?(稽古を)部屋でやれるのなら、こっちでもできる。それも務め」と苦言。横審の北村正任委員長(76=毎日新聞社名誉顧問)は「横綱3人が相撲を取らなかったのは、ちょっと残念。白鵬は(最後に)チラッと見えたけど、どうしたのかな」と首をかしげた。

 すでに本番までは10日を切っているが…。これで大丈夫なのか。