【大相撲秋場所】左ヒザ不安…白鵬“鬼門”の秋場所

2017年08月30日 16時30分

綱打ちに参加した白鵬(中央)

 大相撲秋場所(9月10日初日、東京・両国国技館)でV40を目指す横綱白鵬(32=宮城野)が29日、東京・墨田区の部屋で新しい綱をつくる「綱打ち」に参加。その後は国技館で開かれた力士会に出席した。場所本番へ向けて「(優勝)40回の大台と幕内1000勝(あと44勝)というのが次の目標」と意欲を見せた。その一方で、気になるのが現在の体調だ。

 夏巡業は以前から痛めていた左ヒザの治療のため一時離脱した。白鵬は「(7月の)名古屋場所中から違和感があった。今のところは何とも言えない。できることをやって、初日を迎えたい」と今も万全ではない様子。場所前の稽古についても「(状態が)良ければいつも通り(出稽古で調整)。間に合わなかったら部屋で調整する」と慎重な姿勢を崩さなかった。

 秋場所は過去2年連続で休場しており、大横綱にとっては“鬼門”になりつつある。白鵬自身も「(夏巡業で)場所と場所の間に休める時間が少ないのが原因かもしれない」と話すなど、体調を維持することの難しさを口にしている。

 2場所連続優勝で復活を強く印象づけた白鵬は今場所の優勝候補の大本命。その大横綱が抱える不安が解消されなければ、V争いの行方は一気に混沌としてくる。ここから10日あまりで、どこまで調子を上げられるのか。