ケガ防止へ取り組み 国技館にトレーナー常駐施設開設へ

2017年08月22日 16時30分

【大相撲情報局】

 大相撲担当記者:日本相撲協会が新たな取り組みを始めることになりました。

 デスク:いったい、何を始めるの?

 記者:東京・両国国技館内にある相撲診療所に現役力士の体のメンテナンスやケガ防止のための指導を目的とした施設が開設されることになったんです。力士が利用できる期間は、秋場所の新番付が発表される今月28日から初日前日の9月9日までだそうです。

 デスク:現役力士なら誰でも利用できるの?

 記者:今回は体のケアにおカネをかけられない幕下以下の力士が対象です。スポーツトレーナーが3人常駐して力士へのコンディショニング指導や体のケアにあたるそうです。他の競技のプロ選手や五輪アスリートが使用している高周波装置や超音波治療器、電気刺激装置、アイシングマシンなども設置されるそうなので、かなり本格的なものになりそうですね。

 デスク:どちらかというと、相撲界は力士の体を“ほったらかし”にするイメージが強かったけど。何でまた、新しく施設をつくるんだ?

 記者:日本相撲協会の八角理事長(54=元横綱北勝海)は就任当初から力士の体調管理を重視してきました。実際、巡業に帯同するトレーナーの人数も増員しています。今回の措置も、その方針の一環でしょう。

 デスク:力士にとっては、ありがたい話だよな。ただ、他の競技であれば、いまやトレーナーによるケアは当たり前。ようやく相撲界も、時代に追いつこうとする動きを見せたということか。