「超地味大関」鶴竜の寂しい現実

2012年04月27日 12時00分

 大相撲夏場所(5月6日初日、両国国技館)の番付発表会見で「大関の実感? 町中でもいろんな人に声をかけてもらって、うれしかった」と喜びをかみしめた新大関の鶴竜(26=井筒)。

 一方で寂しい現実も浮き彫りとなった。大関へ正式に昇進した2月29日からこの日までテレビ出演はNHKのBS番組1つだけ。地上波番組にいたっては「0」というありさまだ。鶴竜は「出演依頼? 特に来てないですね。今までと変わりません」と明かした。

 新大関が誕生すれば、力士のもとにはスポーツやバラエティー、情報番組などから出演依頼が殺到するもの。実際に琴奨菊(28=佐渡ヶ嶽)は連日のようにテレビ画面に登場。琴欧洲(29=同)はフィーバーを起こし、社会現象にまでなった。

 稀勢の里(25=鳴戸)は先代鳴戸親方(元横綱隆の里)の死去で喪中でであることや部屋の方針で出演を自粛したが、それでもオファー自体は相当数に上った。鶴竜は角界内から「地味」「おとなしい」などと指摘されているが、ここまで相手にされないとは…。夏場所こそ優勝して見返すしかない!?