白鵬陣営なぜか平幕力士を警戒

2012年04月26日 18時00分

 5月6日に初日を迎える大相撲夏場所(両国国技館)。春場所は横綱白鵬(27=宮城野)が貴乃花に並ぶ22回目の優勝をマーク。今場所も白鵬を中心に賜杯争いが繰り広げられることになりそうだ。

 一方で、白鵬陣営が警戒感を強めている相手がいる。師匠の宮城野親方(54=元幕内竹葉山)が「要注意」として名前を挙げたのは、意外にも平幕の高安(22=鳴戸、顔写真)だった。春場所は10勝5敗の好成績を残し、西前頭筆頭まで上昇。平成生まれで初の幕内力士となった新鋭だ。両者の初顔合わせは今年の初場所8日目。白鵬が高安を土俵際まで追い込んだが、しぶとく残されると、引きに転じても食らいつかれて一瞬、ヒヤリとさせられた。

 宮城野親方は「将来的に見れば高安あたりが一番怖い。(初場所で)お互いに立ち合いは悪くなかった。それでも押す力を持っているのだから、やっぱり強いということ。足腰がしっかりしている。フワッと引けばサーッとついてくるし、ガチッとつかまえてもしぶとい相撲を取る。体もないわけじゃない」。

 白鵬は高安の兄弟子の大関稀勢の里(25=鳴戸)も苦手にしており、過去4場所は2勝2敗の五分。春場所でも黒星を喫した。白鵬が連覇できるかどうかは、鳴戸勢との対戦がカギを握っていると言えそうだ。