大相撲名古屋場所(9日初日)へ向けて新大関高安(27=田子ノ浦)が4日、愛知・長久手市の部屋宿舎で稽古を行った。

 兄弟子の横綱稀勢の里(31)を相手に相撲を17番取って10勝7敗。「踏み込みが良かった。コンスタントに同じように当たることができた。今日は良かったですね」と手応えを口にした。

 大関昇進を機に、場所本番で使う締め込みの色をこれまでの水色から黒に変更する。新調した締め込みを初めて試着した高安は「(黒を選んだのは)直感です。気を引き締めてしっかりやりたい」と気合が入った様子だった。