大相撲夏場所7日目(20日、東京・両国国技館)、横綱稀勢の里(30=田子ノ浦)は小結御嶽海(24=出羽海)を寄り切って5勝目(2敗)。全勝の横綱白鵬(32=宮城野)、横綱日馬富士(33=伊勢ヶ浜)と2差をキープした。

 取組後は「日ごとに良くなっている? いいんじゃないですか。集中してやれている。明日は明日。しっかりやっていくだけ」と表情を引き締めた。

 日本相撲協会の八角理事長(53=元横綱北勝海)は優勝争いについて「(中心は)白鵬と日馬富士。稀勢の里は我慢して(白星を)積み重ねていくことだ」と話した。