【大相撲春場所】稀勢の里「感動の逆転V」瞬間最高視聴率33・3%

2017年03月27日 11時28分

優勝インタビューで涙を流す稀勢の里

 NHK総合で26日に生放送された大相撲春場所千秋楽の平均視聴率が22・4%だったことが23日、分かった。横綱稀勢の里(30=田子ノ浦)が13勝2敗で並んだ大関照ノ富士(25=伊勢ヶ浜)を優勝決定戦で下し、2度目の優勝を飾った。

 

 新横綱の劇的な優勝に注目は集まり、瞬間最高視聴率は午後6時に33・3%を記録した。

 

 稀勢の里は19年ぶりに誕生した和製横綱として、序盤から順調に勝ち星を重ねていたものの、13日目の日馬富士(32=伊勢ヶ浜)戦で左肩を負傷。休場確実とみられたが、左肩をテーピングして強行出場した。前日14日目の横綱鶴竜(31=井筒)戦では左肩が使えず、いいところなく2敗目を喫したが、この日の本割では照ノ富士を突き落としで下し、勝ち星で並んだ。

 

 優勝決定戦では2度目の立ち合いから怒とうの寄りを見せる照ノ富士を、土俵際で右の小手投げ。大関の巨体をひっくり返して、ドラマチックな優勝を決めた。新横綱での優勝は過去に大鵬、隆の里、貴乃花の3人しかいない快挙を達成した。

 

 稀勢の里は表彰式で号泣。インタビューでは「すいません。今回は泣かないと決めたんですけど…。自分の力以上のものが最後は出た。諦めないで最後まで力を出してよかった」と胸の内を明かした。

 

(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)