稀勢の里 前日稽古から気合一変

2017年03月04日 16時30分

連合稽古で琴奨菊(右)と取り組む稀勢の里

 大相撲春場所(12日初日、大阪府立体育会館)に新横綱として臨む稀勢の里(30=田子ノ浦)が3日、大阪・堺市内で行われた二所ノ関一門の連合稽古に参加した。

 

 関脇琴奨菊(33=佐渡ヶ嶽)と相撲を11番取ると、今度は関脇玉鷲(32=片男波)を相手に指名。連続で24番(16勝8敗)取り続けた。さらに息つく間もなく幕内荒鷲(30=峰崎)にぶつかり稽古で胸を出した。稀勢の里は「後半からだいぶ良くなってきた。出足のある力士とやって(感覚が)体に染み付いた。いいんじゃないですか」と充実感を漂わせた。

 

 2日の連合稽古では幕内嘉風(34=尾車)と13番取っただけという物足りない内容。これに一門の重鎮の二所ノ関親方(60=元大関若嶋津)が「20番はやってほしかった。同じ相手だけじゃなく、いろんな人とやってほしい」などと注文をつけていたが、この日は積極的な姿勢を見せて評価も一変した。

 

 同親方は「今日はよく番数もやったね。逆に玉鷲のほうが息が上がっていた。(一門を)自分から進んで引っ張ってくれる感じだった」と新横綱の姿勢に“合格点”をつけた。