稀勢の里 綱打ち式を終え「気持ちも同時に締まる」

2017年01月26日 16時43分

芝田山親方(右)から雲竜型の土俵入りの指導を受ける新横綱稀勢の里(代表撮影)

 新横綱稀勢の里(30)が締める綱を初めて作る「綱打ち式」が東京・江戸川区の田子ノ浦部屋で行われた。二所ノ関一門の大関琴奨菊(32=佐渡ヶ嶽)ら力士約30人が約1時間かけて綱を作り上げた。稀勢の里は真新しい綱を締めると、一門の芝田山親方(54=元横綱大乃国)から雲竜型の土俵入りの指導を受けた。

 

 綱打ち式を終えた新横綱は「ようやく昇進したという気持ちが湧いてきた。(綱を締めると)気持ちもグッと同時に締まるような気がしました」と神妙な面持ち。綱を締める者だけが許される「神事」を前に「やらせていただく立場になりましたから。そのぶん責任感がある。相撲も人間としても頑張っていかないといけない」と自覚を口にした。

 

 三つ揃いの化粧まわしは東京・両国国技館内の相撲博物館に寄贈された初代若乃花の品を借り受けた。稀勢の里は「土俵の鬼」と呼ばれた若乃花の孫弟子にあたり、土俵入りも同じ雲竜型。「化粧まわしをお借りできるのは光栄なこと。土俵の鬼? そういう気持ちにならなきゃいけない」と表情を引き締めた。

 

 新横綱の土俵入りは26日に東京・明治神宮でお披露目される。