年寄名跡買い上げ「0円」?

2012年04月12日 12時00分

【大相撲情報局】

 大相撲担当記者:日本相撲協会の公益法人制度改革対策委員会が17日に開かれました。

 デスク:いろいろなスポーツ団体で公益法人化が決まっているのに、角界はまだやってるの?

 記者:はい、まだやってます。ただ毎回議論が堂々巡りでしたが、さすがに焦りだしたようで、ごくわずかですが話が進みました。高額で売買されている年寄名跡について相撲協会は「特別功労金」を支払って買い上げる方針ですが、この日の会合で初めて具体的な金額が議論されました。

 デスク:それで、いくらになったんだ?

 記者:功労金の支払いに否定的な委員からは「0円」という意見が出る一方で「2000万円」「3000万円」という金額が挙がりました。今後は協会が財政事情などを考慮した上で複数の具体案を作成し、次回の5月2日の会合で結論を出す方針です。

 デスク:落としどころはあるの?

 記者:名跡取得に3000万円以上を払っている親方もザラにいますからね。逆に協会側からすれば、仮に3000万円なら総額で30億円以上の支出になるわけで…。それよりも低い金額に設定するのが現実的でしょう。だから親方衆からの反発が予想されますね。協会は6月までに公益認定を申請する方針は崩していませんが…。

 デスク:結局、土壇場まで何も決められない体質は相変わらずだな。