海老蔵&獅童のエールに気合 1001勝・白鵬に緩みなし

2016年11月17日 14時00分

白鵬は長男の勸玄くんを抱えた海老蔵(左)、獅堂と指で1001勝を示した

 大相撲九州場所4日目(16日、福岡国際センター)、横綱白鵬(31=宮城野)が小結玉鷲(32=片男波)を突き落として初日から4連勝。通算1001勝目を挙げた。前日3日目には史上3人目となる大台に到達。「優勝したような気分」と話し、関係者らとの記念撮影では万歳三唱を繰り返した。見ているほうが心配になるほどのはしゃぎぶりだったが、きっちりと連勝を伸ばしてみせた。

 

 実際、偉業達成を心から喜びつつも、その目は3場所ぶり38回目の優勝を見据えていた。前夜はお祝いを兼ねて食事にこそ出かけたものの、深酒をすることもなくサッサと宿舎へ引き揚げたという。これまでにも本場所中は酒を控えて節制を心掛けてきた。今回ほどの大記録でも、ハメを外したい気持ちを抑えてルーティンを堅守。あくまでも、今場所の最終目標は賜杯奪回ということだ。

 

 この日は親交がある歌舞伎役者の市川海老蔵(38)と中村獅童(44)が観戦に訪れ、打ち出し後には2人から祝福の花束を受け取った。海老蔵が「優勝してください」と声をかけると「頑張ります!」と応じた。白鵬は大台到達翌日の一番を「面白い緊張感がありました。落とせば昨日の1000勝が祝福されない。土俵入りからそんな感じがあった」と振り返る。

 

 最強横綱に一切の気の緩みはない。大関豪栄道(30=境川)の綱取り初挑戦に注目が集まる一方でやはりV候補の大本命はこの男と言えそうだ。