白鵬 いまだ四股踏めず「手押し相撲」でウサ晴らし

2016年09月07日 11時15分

白鵬(右)は若い衆相手に手押し相撲に興じた

 大相撲秋場所(11日初日、東京・両国国技館)の出場が危ぶまれている横綱白鵬(31)が6日、東京・墨田区の宮城野部屋で調整。太ももを上げる動作やテッポウなど軽めの運動で汗を流した。夏巡業で悪化させた右足親指と左ヒザの影響で、いまだに四股さえ踏めない状態が続いている。全体の稽古終了後には若い衆を目の前に立たせたが…やがて始まったのは、相撲ではなく「手押し相撲」。

 土俵に立てないウップンを晴らすかのように約30分にわたって“勝負”に熱中した。稽古後の白鵬は「何とも言えない。(もも上げは)全体重ではなく壁に手をついて支えながらね。手押し相撲? ほか(患部以外)は元気だからウズウズしてさ」ともどかしげ。出場の可否については「会議(9日の取組編成会議)があるから、それまでに」と改めて8日に決める考えを示した。

 全休となれば大関時代の2006年九州場所以来10年ぶり。07年から9年間続いている年間最多勝(現在51勝)にも黄信号が点灯する。大関稀勢の里(30=田子ノ浦)が綱取りに挑むなか、最強横綱の不在が次第に現実味を帯びてきた。