24日に放送されたNHK「大相撲名古屋場所 千秋楽」(午後5時~6時)中継の平均視聴率が15・4%を記録したことが25日、分かった。

 23日に2敗同士で並んでいた大関稀勢の里(30=田子ノ浦)との大一番を制して、単独トップとして千秋楽を迎えた横綱日馬富士(32=伊勢ヶ浜)。ライバル・横綱白鵬(31=宮城野)を寄り切りで破り、昨年九州場所以来4場所ぶりとなる8回目の優勝を果たした。

 また日本出身力士として久しぶりの横綱昇進を狙う稀勢の里は大関豪栄道(30=境川)を押し出し12勝目。来場所へ綱取りのチャンスをつなげた。

 初日(11日)は10・8%だったが、優勝争いがもつれたことで、数字がアップ。優勝争いが佳境に入った14日目(23日)には平均視聴率17・6%を記録した。

 大関琴奨菊が優勝した初場所千秋楽は24・0%、白鵬が36回目の優勝を決めた春場所(同)は18・1%、14日目に白鵬が優勝を決めた夏場所(同)は12・3%だった。

(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)