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八角理事長の報復人事か?貴親方を中枢から“追放”


会見した八角理事長(中)と尾車事業部長(右)。左は貴乃花親方

 日本相撲協会は30日、大阪府立体育会館で理事会を開き各親方の職務分担を決定した。八角理事長(52=元横綱北勝海)は貴乃花親方(43=元横綱)を協会本部在勤の執行部から外し、巡業部長へ配置転換した。両者は協会トップの座をめぐり激しいバトルを繰り広げてきたが、28日の理事会で貴乃花親方が大敗。事実上の“報復人事”で協会運営の中枢部から追放されることになった。“貴監視シフト”まで敷かれた角界のプリンスはどうなる――。

 

 この日に発表された職務分担では、八角理事長に次ぐナンバー2の事業部長は尾車親方(58=元大関琴風)が留任。ナンバー3の総合企画部長だった貴乃花親方は協会本部在勤の執行部から外れ、巡業部長へ配置換えとなった。八角理事長は「力士が本場所で力を出すには巡業の稽古が大切。巡業について行ってもらい、横綱大関をはじめ厳しい指導をしていただきたい」と説明した。

 

 角界内で巡業部長は「要職」の一つとされているものの、あくまで協会運営の中枢を担うのは本部在勤の執行部だ。また、大阪、名古屋、九州の各地方場所担当部長のポストも他の親方を起用したことで、貴乃花親方が年6回の本場所にかかわる機会はなくなった。巡業は本場所と並ぶ興行の「2本柱」とはいえ、実際には本場所を補完する位置付けにすぎない。

 

 今回の配置転換は「貴乃花外し」の思惑も透けて見える。さらに、八角理事長は本部在勤の親方の人数(理事長を除く)を5人から10人へと大幅に増員した。今回から執行部入りした芝田山親方(53=元横綱大乃国)は広報部と巡業部、藤島親方(44=元大関武双山)は事業部と審判部の職務を兼務。他の3人の親方も協会本部と各地方場所担当の兼任となった。

 

 八角理事長は「本部と各地方、審判部、巡業部の間の意思疎通が早くなる。(各部の情報が)すぐに本部の耳に入るし、私たち(本部)が思っていることも伝わりやすくなる」。

 

 巡業部だけの措置ではないとはいえ、結果的に貴乃花親方の動向が逐一、八角理事長に報告がいく仕組みに。常に協会トップの監視下に置かれることになった。

 

 今回の人事で貴乃花親方に近いと見られる玉ノ井親方(39=元大関栃東)も執行部を外れて巡業部へ。八角理事長の真意はともかく、やはり“報復人事”の印象は否めない。

 

 ただし、協会トップの座をめぐる一連のバトルで貴乃花親方には先輩親方に対する礼節を欠く態度や本場所に水を差す行動があったのは確か(本紙既報)。八角理事長としては、厳しい対応をしなければ角界内に「示し」がつかない事情もあった。

 

 貴乃花親方は就任会見で「力士が稽古をすることが相撲界の繁栄につながっていく」と巡業部長として抱負を口にしたが…。いずれにせよ、八角理事長による新体制は決して「一枚岩」とは言えない状況での船出となった格好だ。

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