琴奨菊が体幹強化の新メニュー

2016年03月02日 16時00分

多忙なスケジュールが続く琴奨菊

 大相撲春場所(13日初日、大阪府立体育会館)で初の綱取りに挑む大関琴奨菊(32=佐渡ヶ嶽)が1日、大阪・松原市の部屋宿舎で稽古を再開。すり足やぶつかり稽古などで汗を流し、午後にはタイヤ引きなどのハードなトレーニングをこなした。1月の初場所では日本出身力士として10年ぶりに優勝。昨年夏から取り組んできた体幹の強化が成果となって表れた。

 

 これまでのトレーニングではハンマーやケトルベルなどを用いてきたが、今回の綱取りに向けて新メニューを導入。約30キロのウオーターバッグを持ち上げて振り回したり、バーベルを担ぎながらのすり足などにも取り組んでいる。もちろん「相撲に生かすためのトレーニング」というコンセプトは同じ。メニューの多様化で、さらなるレベルアップを図る狙いだ。

 

 琴奨菊は「新たなバージョンを取り入れて、マンネリ化しないようにしている。(新メニューは)パワーだけじゃなくて体全体でバランスを取らないといけない。しっかり体幹が鍛えられるし、相手の変化も食わなくなる」と効果を説明した。

 

 大阪入りしてからも多忙なスケジュールが続く一方で、前日深夜には西宮市内の鍼灸院を訪れるなど体のケアにも余念がない。琴奨菊は「体の負担を減らすようにケアをしていきたい。やることをやって、しっかり場所に臨めるようにしたい」。場所本番に向けて、準備を着々と進めている。