大相撲初場所千秋楽(24日、東京・両国国技館)、大関琴奨菊(31=佐渡ヶ嶽)が大関豪栄道(29=境川)を下し、14勝1敗で初優勝を果たした。日本出身力士が優勝賜杯を手にするのは、2006年初場所の大関栃東(現玉ノ井親方=39)以来10年ぶり。

 3横綱を倒すなど文句なしの成績で優勝した琴奨菊。春場所(3月13日初日、大阪府立体育会館)は、いよいよ綱取りに挑む。